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回文の日

今日は12/21。逆から読んでも12/21。
そう、12月21日は回文の日です。

回文とは

回文とは、右から読んでも左から読んでも、発音か文字が同じになる文章のことです。
発音が同じになる例としては、次のようなものがあります。

  • 竹藪焼けた
    (たけやぶやけた)
  • 世の中ね顔かお金かなのよ
    (よのなかねかおかおかねかなのよ)
  • 私負けましたわ
    (わたしまけましたわ)

これらは割と有名なのでご存知の方も多いとは思いますが、他にも次のようなものがあります。

  • 恋なんかわかんない子
    (こいなんかわかんないこ)
  • 数学と理科ばかり解くガウス
    (すうがくとりかばかりとくがうす)
  • 世界を崩したいなら泣いた雫を活かせ
    (せかいをくずしたいならないたしずくをいかせ)
  • 手伝うよ何度もどんな用だって
    (てつだうよなんどもどんなようだって)
  • 年末はつまんね
    (ねんまつはつまんね)
  • 夜行けばお墓はお化け居るよ
    (よるいけばおはかはおばけいるよ)
  • ロリコン外科医いい加減懲りろ
    (ろりこんげかいいいかげんこりろ)

また、文字が同じになる例としては、次のようなものがあります。

  • ISOのOSI
  • 課税課
  • 水素水
  • 妻夫木夫妻
  • 西葛西

回文と言うと発音が同じになるものを指すことが多く、これらを見てもあまり「回文だ!」とはならないかもしれません。

僕がつくった回文

さて、ここからは、僕が今までにつくった回文と、その解説を書いていきます。

  • 赤い形跡、整形かあ
    (あかいけいせきせいけいかあ)
    顔面に赤い形跡があり、整形を疑っている。
  • かの台風よ今日吹いたのか
    (かのたいふうよきょうふいたのか)
    前々から話題になっていた台風が、その日吹いたことに気づいた。
  • 雷で日照り並みか
    (かみなりでひでりなみか)
    雷が光って、日照り並みの明るさである。
  • 現在形整形、懺悔
    (げんざいけいせいけいざんげ)
    現在の顔面が整形であることを懺悔する。
  • 仕切りたがりは五割方力士
    (しきりたがりはごわりがたりきし)
    鍋奉行をしたがる人は、結構な確率で力士である。
  • 自前まことオシャレやし、男前マジ
    (じまえまことおしゃれやしおとこまえまじ)
    自前の服がとてもオシャレで、男前である。
  • 新幹線沿線監視
    (しんかんせんえんせんかんし)
    新幹線の沿線を監視する。
  • スカイプ活かす
    (すかいぷいかす)
    業務にSkypeを活用する。
  • すっきり悪天候、合コンテクありきっす
    (すっきりあくてんこうごうこんてくありきっす)
    悪天候の中行われる合コンでは、テクニックが要される。
  • 旦那、回文部行かなんだ
    (だんなかいぶんぶいかなんだ)
    ある男が回文部に行かないことに驚いている。
  • 治せ!汗だせ汗をな
    (なおせあせだせあせをな)
    風邪をひいている人に、汗をかいて治せと熱く語りかけている。
  • 乗る電車死んでるの
    (のるでんしゃしんでるの)
    電車が、遅延や運休などで死んでいる。
  • 塀探しに西葛西へ
    (へいさがしににしかさいへ)
    塀を探しに西葛西へ行く。
  • 目立つなあ熱いあいつ、ああ夏ダメ
    (めだつなああついあいつああなつだめ)
    夏は熱い人が目立つ。
  • リスクの高い買いかたのクスリ
    (りすくのたかいかいかたのくすり)
    入手するのにリスクが高いクスリ。
  • ワイも重いわ
    (わいもおもいわ)
    みんな荷物が重たいと言うが、自分だって重い。
  • 私回文全部活かしたわ
    (わたしかいぶんぜんぶいかしたわ)
    これまでの回文を、すべてこの投稿に活かしている。

おわりに

回文は、逆から読んでも同じにしなければならないという制約の中で意味のある文章を考えるのが、パズル的で非常に面白いです。
みなさんもぜひ考えてみてください。


さかさ言葉「回文」のすべて―脳がちがうの

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