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Google Play MusicからApple Musicに乗り換えた話

みなさんは、普段どのような方法で音楽を聴いていますか?
かつてレコードからCDへ、CDからMP3へと音楽の形態が変化していったように、近年、新たな音楽の形が流行の兆しを見せています。
それが、Apple MusicGoogle Pay Musicなどのサブスクリプション型音楽配信サービスです。

サブスクリプション型音楽配信サービスとは

サブスクリプション型音楽配信サービスとは、月額料金や年会費を支払うことで、その期間中音楽が聴き放題になるサービスのことです。
サブスクリプション型音楽配信サービスには、Apple MusicGoogle Play Musicのほかにも、Amazon Prime MusicRakuten MusicLINE MUSICdミュージックAWASpotify……などなど、実に様々なものが存在します。
サービスごとに特色はありますが、基本的にはApple MusicとGoogle Play Musicの二択になるでしょう。
僕は当初、後者を選びました。

Google Play Musicを選んだ理由

僕がGoogle Play Musicを選んだのは、Apple Musicの月額料金が980円なのに対し、Google Play Musicは初回登録キャンペーンで780円だったからです。*1
当時学生だった僕にとって、月200円の差は大きかったのです。

Apple Musicに乗り換えた理由

聴き放題とはいえ、すべての曲が聴けるわけではありません。
聴き放題対象外の曲は別途購入する必要があるわけですが、そもそもGoogle Playでの配信自体していない場合、iTunesで買うことになります。
Google Play Musicにはライブラリに手持ちの音楽ファイルを追加する機能がありますが、わざわざアップロードするのも面倒ですし、この際Apple Musicに一本化しようというわけです。
AppleのサービスはApple製品と相性がいいため、Apple信者の僕としてはその恩恵に預からない手はないでしょう。

ライブラリの移行

Google Play Musicにライブラリのエクスポート機能もなければ、Apple Musicにライブラリのインポート機能もありません。
そのためライブラリの移行は手作業で行なう必要があるわけですが、少しでもスムーズに作業を進めるため、Google Play Musicのライブラリからアーティスト名を抽出しました。

アーティスト一覧画面で以下のスクリプトを実行すればすべてのアーティスト名が取得できると踏みましたが、ある程度スクロールするたびにDOMが更新される仕様らしく、何度か実行する必要がありました。

document.querySelectorAll('[data-type=artist] .title').forEach(a => console.log(a.innerText));

あとは、抽出したアーティスト名をApple Musicで検索してライブラリに追加していくだけです(そちらのほうが大変ですが)。

スマートプレイリストの作成

iPhoneだとすべての曲を表示したときのソート順がタイトル順アーティスト順しかなかったので、MacのiTunesで再生数順新しい順のスマートプレイリストを作成しました。

f:id:munieru_jp:20170806201037p:plain

  • 対象メディア:ミュージック
  • メディアの種類がミュージックである
  • ライブアップデート

上記設定でスマートプレイリストを作成するとライブラリのすべての曲が対象となるので、再生数や追加日などの条件でソートすれば目的のプレイリストのできあがりです。
スマートプレイリストも通常のプレイリストと同様にiCloudで他のデバイスと同期されるため、MacでつくっておけばiPhoneでも再生することができます。

スマートプレイリストを使えばラブした曲のプレイリストもつくれますが、iPhoneでラブするには2タップを要するため、ライブラリのすべての曲を対象にしました。
ラブした曲に限定したい場合は、プレイリストの条件に「ラブがラブ済みである」を追加すればいいでしょう。

Apple Musicを使ってみて

楽曲のラインナップはGoogle Play Musicとほぼ同じですが、iTunesで購入した曲がそのままApple Musicと同じライブラリに表示されるため、楽曲の購入から聴くまでのプロセスが最小で済みます。
プレイヤーはGoogle Play Musicと比べて簡素ではあるものの、音楽を聴くためのアプリであることを考えると、これぐらいシンプルでもいいのではないでしょうか。
また、Apple Watchでプレイリストの選択、ライブラリへの追加などの操作が一通りできるのもポイントが高いです。

安さに惹かれてGoogle Play Musicを選びましたが、最初からApple Musicにしておけばよかったのかもしれません。


今すぐ使えるかんたんmini Apple Music 基本&便利技

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*1:現在のApple Musicには月額480円の学生プランが存在します。