会社で配られた打刻用のICカードが白一色で味気なかったので、オリジナルのICカードステッカーを作ってみました。
ICカードステッカーとは
ICカードステッカーとは、SuicaやPASMOなどのICカードに貼るためのステッカーのことです。
券売機に挿入する際にいったん剥がすことを想定し、繰り返し貼ったり剥がしたりできる素材で作られているものが多いようです。
自分好みのデザインに変えられるのはもちろん、カードに記載された個人情報を隠す用途でも使われます。
市販品としては、アニメのキャラクターが描かれたものや、Suica風のものなどが販売されています。
TVアニメ NEW GAME!! ICカードステッカー デザイン01 涼風青葉/滝本ひふみ
- メディア: おもちゃ&ホビー
ICカードステッカーを作る
せっかくならオリジナルのデザインにしたかったので、市販品を買うのではなく自作することにしました。
印刷所を選ぶ
ICカードステッカーを作ってくれる印刷所はいくつかあるようですが、なんとなく同人誌印刷所おたクラブにしました。
おそらく同人グッズ用が主な用途なのだと思いますが、10枚1000円から注文可能なので、個人の趣味レベルでも気軽に利用できます。
テンプレートを元に画像を作る
テンプレートがPSDファイルで提供されていたので、Photoshopを持っていない貧者の僕はGIMPで画像を編集しました。
Suicaのカードをトレースしたものに、ゆずがっぱの画像を載せたデザインにしました(ゆずがっぱというのは僕の会社の社長がやっている別の会社のマスコットキャラクターで、社員にとっては馴染みのある存在です)。
Suica風の「Yuzugappa」という文字のフォントには、Humanist 970 Std Boldを使用しています(3334円で購入しました)。
本家Suicaの「ic」の部分が縁取りになっているのに合わせて、「app」の部分を縁取りにしました。
これは、僕が自称アプリケーションエンジニアであることとかけています。
ゆずがっぱを載せていないバージョンをpixivで公開しています。
印刷所に入稿する
作成した画像を印刷所に入稿すると、数日後に完成品が届きました。
最初からICカードの形に切り取られており、剥がして貼るだけの状態になっています。
実際にICカードに貼ってみると、このようになります。
サイズがぴったりなので、貼っていてもあまり違和感がありません。
色もくっきりとしており、市販品と比べても遜色ないクオリティです。
手先が不器用な僕でも、プロの力を借りることでこのレベルのものを作ることができるのですから、良い時代ですね。
なぜ、強い会社はICカードを活用しているのか?―サイバーセキュリティ対策に役立つ理由
- 作者:香山哲司
- 発売日: 2015/06/15
- メディア: Kindle版