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iPhone 13の認証システムがTouch IDではなくFace IDでよかった

先日、AppleがiPhoneの新モデルとなるiPhone 13シリーズを発表しました。

認証システムには、iPhone 12から引き続きFace IDが採用されています。
これを受けて、Touch IDが採用されなかったことを嘆く声も少なくないようです。

一方僕は、Face IDが続投されたことに安堵しているのでした。

Touch IDよりFace IDのほうが便利

iPhone 8までに搭載されていたTouch IDでは、認証をするためにホームボタンに指を添える必要がありました。
iPhone 3G時代から使い続けている身からすれば充分画期的でしたが、それもFace IDが登場するまでの話です。
iPhone X以降、ディスプレイがオールスクリーンになったことでホームボタンは廃止され、認証システムはTouch IDからFace IDに置き換わりました。

Face IDではデバイスを目視するだけで認証が完了するので、ロック解除から操作を開始するまでの流れが非常にスムーズです。
一度Face IDの快適さを知ってしまった以上、いまさらTouch IDに戻るのにはいささか抵抗があります。

ノーマスクで過ごす時間のほうが長い

Face IDの唯一の弱点は、マスクを着けた状態では認証が通らないことでした。
実際、マスクを着けて外出する際に若干の不便さを感じていたのは確かです。
とはいえ在宅勤務においてはノーマスクで過ごす時間のほうが長く、Face IDの利便性を上回るほどのことではありませんでした。
先ほども述べたとおり、ノーマスク状態で使う分にはTouch IDよりFace IDのほうが圧倒的に便利だからです。
僕は現在BelkinのMagSafe対応充電スタンドを使っていますが、Face IDとの相性もよく実に快適なものです。

マスク着用時にApple Watchでロック解除可能になった

2021年4月28日、Face IDの唯一の弱点が解消されました。
マスク着用時にApple WatchでiPhoneのロックを解除できるようになったのです。

今までもMacのロックを解除することはできましたが、それがiPhoneに対してもできるようになった形です(マスク着用時限定ですが)。
マスクを着けているのにApple Watchを着けていないという状況はほぼないので、これでもはやFace IDの弱点はなくなりました。

今後もFace IDの続投を望む

iPad miniではTouch IDが採用されたこともあり、ともすれば次期iPhoneではFace IDからTouch IDに逆戻りするのではないかという不安があります。
その頃にはコロナが終息していることを祈りますが、いずれにせよFace IDは続投してほしいものです。