僕が一人暮らしをするまでの過程を記す連載記事「一人暮らしへの道」の第2回。
今回は、家賃にいくら出せるのかを考えてみます。
現在の収支
Moneytreeに記録された過去1年間(2022年9月から2023年8月)の収支をもとに、1ヶ月あたりの平均金額を算出しました。*1
項目 | 金額 |
---|---|
収入 | 33万3,447円 |
支出 | 18万4,651円 |
増減 | 14万8,797円 |
支出がやたら多く見えますが、実家に住むうえで7万円を家に入れているので、実質的な生活費は11万4,651円です。
項目 | 金額 |
---|---|
支出 | 18万4,651円 |
家に入れているお金 | 7万円 |
生活費 | 11万4,651円 |
一人暮らしの生活費
一人暮らしにかかる生活費がいくらぐらいなのか、ネットで調べました。
上記の記事では、34歳以下男性の平均支出額は1ヶ月当たり11万8,317円とされています。
ただし、この中には交通費や娯楽費など、現在も発生していて、一人暮らしをしても増えないであろう項目も含まれます。
それらを除き、食費、水道光熱費、生活用品費、被服費という一人暮らしならではの項目に絞ると、その合計は5万7,134円でした。
これに現在の生活費を足すと、17万1,785円となります。
項目 | 金額 |
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現在の生活費 | 11万4,651円 |
一人暮らしで増える生活費 | 5万7,134円 |
一人暮らしした場合の生活費 | 17万1,785円 |
これに家賃を加えた金額が、最終的な支出になるでしょう。
家賃の目安は手取りの3割
よく、「家賃の目安は手取りの3割」と言われているのを目にします。
これはあくまでも目安であってすべての人に当てはまるわけではないのですが、参考までに計算してみましょう。
先に算出した収入は賞与(ボーナス)も含めた金額なので、賞与を抜いたうえで改めて算出すると、手取りは約24万3,951円でした。*2
24万3,951円の30%は7万3,185円なので、これが家賃の目安となります。
一人暮らしの収支
手取りの3割の家賃で一人暮らしをする場合、支出は生活費と合わせて24万4,970円になります。
項目 | 金額 |
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生活費 | 17万1,785円 |
家賃 | 7万3,185円 |
支出 | 24万4,970円 |
すなわち、収支は以下のとおりです。
項目 | 金額 |
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収入 | 33万3,447円 |
支出 | 24万4,970円 |
増減 | 8万8,477円 |
一見余裕がありそうですが、これは賞与を含めた金額で計算しているので、家賃はもう少し抑えたほうがよさそうです。