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Macの外部ディスプレイとしてLG UltraFine 4K Displayを導入したら最高だった

Macで使用するための外部ディスプレイとして、LG UltraFine 4K Displayを導入しました。
導入に至った経緯と、使ってみて感じたことについて記します。

従来の作業環境

新型コロナウイルスの影響で、2020年4月から在宅勤務を続けています。
しばらくはリビングで仕事をしていましたが、昇降デスクを導入してからは自室で行なうようになりました。

仕事ではMacBook Pro、プライベートではMacBook Airと、いずれも13インチのMacBookを使用しています。
ディスプレイが1枚ではなにかと不便なので、11インチiPad Proをサブディスプレイとして使っていました。

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しかしながら、メインディスプレイが低い位置にあると目線が下に向き、それにともなって姿勢も悪くなってしまいます。
また、現在の職場ではZoomによるビデオ会議をする機会が多いので、13インチという画面サイズには物足りなさを覚えます。
そこで、MacBookで使用するための外部ディスプレイを導入することにしました。

Apple純正のディスプレイはあるものの……

Apple製品のアクセサリを選ぶ際、Appleの純正品があればそれを使うにこしたことはありません。
現在Appleが販売しているディスプレイとしては、Pro Display XDRがあります。

標準ガラスとNano-textureガラスの2つのエディションがありますが、安価な標準ガラスを選んだとしてもディスプレイだけで582,780円と、かなり高価なものです。
画像や動画を扱うことを生業にしているのならともかく、ウェブブラウジングやプログラミングが主な用途である自分にとってはオーバースペック気味です。

LG UltraFine 4K Displayがよさそうだが……

Appleのオンラインストアでは、Appleの製品はもちろん、Appleによって選ばれたサードパーティの製品も販売されています。
現在販売されているサードパーティのディスプレイには、LG UltraFine 4K DisplayとLG UltraFine 5K Displayの2つがあります。

Pro Display XDRと比べるとデザイン的に見劣りしてしまいますが、これらのディスプレイはmacOSに最適化されており、Macで使うのであれば有力な候補となりえます。
両者の主な違いは画面サイズ(それぞれ23.7インチと27インチ)ですが、LG UltraFine 5K Displayにはカメラとマイクが搭載されてます。
カメラもマイクも別で用意すればいいので、より省スペースなLG UltraFine 4K Displayが欲しかったのですが、残念ながら在庫がありませんでした。
LG UltraFine 5K Displayのほうは在庫がありましたが、僕の部屋と机にとって27インチというサイズは冗長に感じました。

つなぎとなるディスプレイを購入

LG UltraFine 4K Displayの在庫が復活するか、Apple純正の手頃なディスプレイが発売されるまでのつなぎとなるディスプレイを購入することにしました。
候補を絞り込むにあたって、価格.comで次のような条件で検索しました。

  • 画面サイズ:25インチ未満
  • 解像度:フルHD以上
  • VESAマウント対応
  • USB-C接続

この時点でだいぶ絞られてくるのですが、その中からLG UltraFine 4K Displayと同じLG製の24BL650C-Bを選びました。

解像度をはじめとして全体的にスペックは劣りますが、LG UltraFine 4K Displayの価格が85,580円なのに対し、21,420円と大変リーズナブルでした。

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しばらく使ってみたものの、やはりRetinaディスプレイで肥えた目にとってフルHDの等倍表示は粗く見えてしまいました。

LG UltraFine 4K Displayの在庫が復活

そろそろ妥協してLG UltraFine 5K Displayを買うのもアリかもしれないと思い始めていた頃、LG UltraFine 4K Displayの在庫が復活しました。

かくして、僕のもとに念願のLG UltraFine 4K Displayがやって来たのです。

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ディスプレイ以外にもデスクまわりを徐々に改善中なので、以前よりも洗練されているのが分かるかと思います。

ディスプレイをモニターアームに設置

LG UltraFine 4K Displayにはスタンドも付属していますが、デスク上のスペースを有効活用するためにモニターアームに設置しています。

VESAマウント用のねじは付属していないので、別途購入する必要がありました。

2台のMacBookをクラムシェルモードで運用する

2台のMacBook間でディスプレイの切り替えを容易にするために、ノートパソコンを2台まとめて縦置きできるスタンドを使っています。

MacBookの左側にしかUSB-Cポートがないので裏向きになるのが残念ですが、ケーブルが手前にないと抜き差しがしづらいので背に腹は変えられません。

2台のMacで同じキーボード・トラックパッドを使う

クラムシェルモードではMacBook本体のキーボードやトラックパッドが使えないので、Magic KeyboardとMagic Trackpad 2を使っています。

いずれもBluetooth接続ですが、同時に複数のデバイスに接続することはできません。
接続先を切り替えるにはその都度接続し直す必要があるわけですが、MacBookをクラムシェルモードで運用している以上、そんな面倒なことはしてられません。
幸いなことに、両者にはLightningケーブルでMacに接続するだけでペアリングが完了し、それ以前に接続していたデバイスとの接続が解除されるという仕様があります。

これを利用し、ディスプレイのUSB-CポートにMagic KeyboardとMagic Trackpad 2を接続することで、今ディスプレイを使用しているほうのMacで使えるようにしています。

外付けのウェブカメラを使う

LG UltraFine 4K Displayには、カメラが搭載されていません。
これではZoomでビデオ会議をするときに困るので、外付けのウェブカメラとしてAnker PowerConf C300を使用しています。

ほとんどのウェブカメラがUSB-A接続なのに対しUSB-C接続な時点で希少価値がありますが、画角が78度/90度/115度の中から選べたり、モーショントラッキング機能で常に顔を中央に映せたりと、機能面も申し分ありません。
こちらもキーボードやトラックパッドと同様にディスプレイのUSB-Cポートに接続し、今ディスプレイを使用しているほうのMacで使えるようにしています。

4KディスプレイをWQHD設定で使う

LG UltraFine 4K DisplayをMacに接続すると、デフォルトの解像度は1920x1080(フルHD)となっています。
この設定は2倍表示なだけあってかなり綺麗で、Retinaディスプレイにも引けを取らない美しさです。
とはいえフルHDでは作業領域としては物足りないので、僕は1.5倍表示の2560x1440(WQHD)に設定しています。

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ウインドウを左右に2つ並べても横幅が1280pxあるので、Yahoo! JAPANのように横幅が大きなウェブサイトもそのまま表示することができます。

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また、VS Codeでエディタを左右に2つ並べてもかなり余裕があります。

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横幅が充分にあるので、Magnetなどのウインドウマネージャーを使用して1:2のような比率でウインドウを配置するのもアリでしょう。

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流石に4Kの等倍表示だと文字が小さすぎて使い物になりませんが、これぐらいであれば許容範囲です。
ただし、「解像度を変更するとパフォーマンスに影響する場合があります」との警告があるように、倍率が整数ではないので少なからずOSに負担はかかっていそうです。

パフォーマンスを追求するのであれば、フルHD設定で使うか、LG UltraFine 5K DisplayをWQHD設定で使うのが無難でしょう。

LG UltraFine 4K Displayはいいぞ

LG UltraFine 4K DisplayはUSB Power Deliveryに対応しており、MacBookをThunderbolt 3ケーブルで繋ぐだけで最大85Wで給電することができます。
ディスプレイには3つのUSB-Cポートがあり、キーボードやマウス、ウェブカメラなどのアクセサリを接続してMacで使用することができます。
画面サイズに対して解像度が高いので、4Kよりも低い擬似解像度を使うことでRetinaディスプレイのような美しさが得られます。
さらに、ディスプレイの明るさや音量の設定はmacOSと連携しており、MacBook本体と同様にキーボードやコントロールセンターから操作することができます。
これらが、LG UltraFine 4K DisplayがMacに最適なディスプレイである理由です。
他のディスプレイと比べて値段は張りますが、そもそも24インチクラスで4Kもの解像度を誇るディスプレイ自体が珍しく、それだけ価値のあるものだと感じています。

今後の展望

引き続き11インチiPad Proをサブディスプレイとして使用していますが、23.7インチのディスプレイと比べてしまうと心許ないので、もう1台同じディスプレイを買ってデュアルディスプレイにすることを検討しています。
つなぎとして購入したディスプレイがまだ家の中で眠っているので、まずはそれを使ってデュアルディスプレイの使用感がどんなものなのかを確かめようと思います。